6日は市役所の仕事始め。教育センターと水道局も併用開始

6日は官公庁の仕事始めということで、桐生市役所も新本庁舎に移り、令和7年の業務を開始いたしました。同時に、新本庁舎が床面積32%縮減となった影響で分庁舎となる桐生市教育センター(旧西中学校跡)と水道局(旧昭和小学校跡)も併用開始となり、教育センターでは開所式も実施されました。

教育センターは旧西中学校の校舎を改修した建物で、本庁舎からの教育委員会事務局の移転に加えて、教育研究所(堤町)、適応指導教室(教育研究所内)、教育資料室(西小学校内)、文化財保護課埋蔵文化財係(旧川内北小学校)を集約した他、旧群馬地方発明センター(相生町)に収蔵されていた文化財資料なども集約。適応指導教室については兼ねてより名称変更の要望をさせていただいておりましたが「教育支援センター」として教育センター敷地内に別棟で整備をされました。整備費用は想定を超える耐震強度不足などが影響して約17億5,000万円を要しており、桐生市の教育の新たな拠点として長期間の活用、並びに最大限有効に活用されることを望みます。

また、水道局は旧昭和小学校の1階部分に移転しました。校舎1階の一部を活用した暫定的な利用ではありますが、防水工事や空調などの改修に約3億3,000万円の費用が掛かっています。旧昭和小学校の2~3階や体育館などは有効活用されていない状況ですので、せっかく防水工事を行った建物全体の有効活用を検討する中で、その他のスペースを活用した更なる公共施設集約についても継続的に提案して参りたいと思います。

さて、市議会も新本庁舎に移動し、16日より利用を開始しました。まだまだ慣れずなんだか落ち着きませんが、吹き抜けから庁舎全体の様子がよく見え、来庁者にとっては各課の配置なども非常にわかりやすくなったという印象です。ぜひご利用の際には使い勝手などの感想を教えていただけたらと思います。