新里の農業について熱い議論。まちづくりミーティング
9月27日、荒木市長が直接出向いて意見交換をするまちづくりミーティングが新里総合センターで開催されました。今回の参加者は新里の若手農家で組織する耕新会で、開催テーマは「桐生市の農業振興」についてとなります。

ミーティングの中では「農業振興の部局を桐生市に置いてほしい」といった意見や「新規就農者への支援や農地のマッチング」「地域おこし協力隊の増員」「資材費高騰への支援」「ハウス栽培などのスマート農業への支援」など、具体的な意見が多数出されて、あっという間の1時間だった印象です。まちづくりミーティングでこれだけ具体的な議論が交わされるのは珍しいことなのではないかと思います。荒木市長からも前向きな回答や、担当部局に検討させると言った答えが出て、今後の農業振興に繋がるミーティングになったように思います。

新里町内では高齢化により農家が減少している一方で、若手が就農して農地を拡大するなどの動きも見られ、就農者数は減少しているのにも関わらず、生産高は現状維持をしているような傾向が見られます。つまりは、一人の農家が抱える農地の面積が増加する傾向にあるということが言え、機械化による生産効率の向上や省力化、また機械化やハウス栽培などに対しての燃料費の支援なども急務と言えます。新里町の基幹産業である農業の持続可能性を高めていくためには、後継ぎがいる今の内から支援策を強化していく必要があると考えます。
今回のまちづくりミーティングの中から、桐生市として新たな施策が生まれていくことを期待し、議員の立場からもそれらをしっかり応援していきたいと思います。