黒保根オールロケの市民映画が完成。有鄰館ビエンナーレで上映へ

市民映画制作グループ「桐生ワイワイむ〜びぃ部（松嶋代表）」が制作した映画「黒保根物語」が、10月7日から開催される芸術祭・有鄰館ビエンナーレで上映されます。全てを桐生市黒保根町で撮影された本作は、同団体の10周年記念作品と位置付けられており、黒保根町の定番の名所から隠れたスポットまで黒保根の魅力を詰め込んだ作品に仕上がっています。私は2012年の立ち上げメンバーの一人ですが、当時はまさか10年以上続く活動になろうとは想像していませんでした。これも全てはたくさんのご協力をいただいてきた賜物です。む～びぃ部に関わってくださった全ての皆様に感謝申し上げます。

さて「黒保根物語」は地域おこし協力隊の皆さんも出演や制作で関わるなど、とことん黒保根にこだわった65分の長編映画です。私も参加してきましたが、黒保根町内で行われた先行上映会でも好評をいただきました。監督・脚本を務めた松嶋好司郎代表曰く「過去最高の作品」とのこと。ストーリーはネタバレになるので触れませんが、「過去最高」という言葉も大げさではないくらい素敵な作品に仕上がっていると思います。

上映会の中では新作の短編SFコメディ「HIGAN LOVE」も同時上映。見慣れた桐生の風景の中で展開していく奇想天外な物語にご注目ください。また、作品に挿入歌として参加している3名のアーティストによる音楽ライブも実施。出演日は藤澤千春さんが10日と16日、慧さんは9日、葉月那央さんは16日の予定です。イベントの司会は漫才師＆YouTuberとして活躍するアンペアーの3名が務めます。

有鄰館ビエンナーレでの芸術鑑賞と映画鑑賞、そして音楽ライブで芸術の秋を楽しんでみてはいかがでしょうか。