若者から生まれた未来への提案を形に。ワクドキッずフェス

2日(日)に桐生青年会議所主催の「ワクドキッずフェス~草木の色が織りなす物語~」が開催され、街中に子ども達の笑顔と歓声が溢れました。このイベントは5月に開催された「20年後の理想の地域」をテーマにしたワークショップ「若者ビジョン会議」の中で出来上がったアイデアを形にしたものです。私も「若者ビジョン会議」に参加させていただきましたが、小学生から39歳までの若者が自由な発想でたくさんの未来への取り組みが提案されました。その中のアイデアの一端が今回のイベントへと繋がっているということで、実際に考えたものが形になるという体験をできるということの素晴らしさ、そしてそんな夢のような場を実現させた桐生青年会議所の皆様のエネルギーに敬服するばかりです。

イベントの会場は観光情報センター「シルクル桐生」とMEGAドン・キホーテ桐生店の商店街側コンコースの2か所となり、シルクル桐生では草木染やサーカス体験などのワークショップ、MEGAドンキではふわふわサーカスによるアクロバティックで幻想的なパフォーマンスが繰り広げられました。最後は、MEGAドンキからシルクル桐生まで、末広通りを通行止めにしてのパレードを実施。私はパレードのスタッフとして誘導のお手伝いをさせていただいたのですが、実質皆さんと一緒にパレードを楽しませていただき、見慣れた街が非日常になる不思議な体験をすることができたように思います。

末広町商店街のアーケードにはワークショップで作成された草木染の暖簾が並び、懐かしくて新しい街の景観が出来上がっていました。イベント期間限定の景観なのかも知れませんが、桐生らしい素敵な眺めに、このままでも良いのではないかと感じすにはいられません。

事前の草木染めから各会場の準備、交通規制のための警察との調整などこれだけの大イベントを準備してこられた桐生青年会議所の皆様、そして関係者の皆様に心より感謝申し上げます。ぜひこのイベントを一過性のものとはせずに、未来に繋がる一つの芽として大きく育てていきたいですね。