第2回 新里の未来をかたる会
8月19日に桐生市新里総合センター(新里支所)を会場に「第2回 新里の未来をかたる会」が開催され、傍聴させていただきました。
未来をかたる会は、桐生市と新里村が合併した当時の「地域審議会」の設置期間が終了したことに伴い設置された「地域懇談会」の名称を一新して、昨年初開催されたものです。

昨年11月の第1回に引き続き、約20名の委員(公募2名を含む)と荒木市長とがフリートークで懇談する中で、新里地域の将来像についてや、地域の課題などについて意見交換を行うスタイルで進行されました。
今回はメインテーマを「地域コミュニティの維持活性化」としつつ「地域おこし協力隊について」と「コロナ後の地区活動の取り組みについて」「武井西工業団地について」をトークテーマに、各委員から活発な意見が出されていました。
地域おこし協力隊の議論の中では、現在新里町で活躍されている小野隊員の活動報告のほか、小野隊員と連携して農業体験を実施しているオルタナティブスクール「un chat」での取り組みについてもご紹介がありました。その後、新里で栽培されている白ナスの美味しい食べ方について大いに盛り上がり、新たな名産品の誕生の兆しを感じた次第です。

その他「コロナ後の地区活動の取り組みについて」ではコロナ禍で中止が続いている新里まつりや新里町民体育祭への継続的な支援を望む声や、「武井西工業団地について」では働く場が必要であるといったメリットや、通学路の安全を確保してほしいといったデメリットについての率直な議論が交わされました。
合併で市域が広がった桐生市において、地域住民の皆様の意見を直接吸い上げていく仕組みが非常に大切です。未来をかたる会は市民の皆様の意見を直接、市長・市政に届けることができる貴重な機会。今回出された意見一つ一つを大切にしながら、それぞれの実現可能性について検討を重ねていきたいと思います。
ご参加された委員の皆様、活発なご議論をいただきありがとうございました。