来年こそは。桐生八木節まつりの3日間

本来であれば8月5~7日の3日間は、「桐生八木節まつり」の開催日。しかしながら、桐生に50万人が集う夏の風物詩も、その来場者の多さから3年連続で八木節踊りなどのメイン行事が中止となりました。

公式な行事は6日に美喜仁桐生文化会館で開催された「全日本八木節競演大会」と「ダンス八木節」、及び祇園祭の神事のみとなり、市民の皆様にとっては実質3年連続の中止という状況です。ちなみに、私は桐生商工会議所 青年部として6日の「ダンス八木節」の運営をお手伝いさせていただきました。

そんな中、民間有志が八木節まつり期間を少しでも盛り上げようと各所でイベントを開催。有鄰館で開催された「桐生新町夏まつり」、本町4丁目の美喜仁パーキングで開催された「グルメ屋台村」、本町5丁目のシルクル桐生とジョイタウン広場で開催された「桐生もりもり八木節祭り」、末広町の毎日パーキングで開催された「きりゅう夏祭りfrom桐生JC」、本町6丁目のプラスアンカー前広場で開催された「ちょっと桐生まつり」、そして私も設営に関わらせていただいた本町六丁目商店街の「本六夜市」も含め、3日間途切れることなくイベントが開催されました。お祭り本番には及ばないものの、久しぶりに街中が賑わう光景が嬉しいとともに、街中でたくさんの人と顔を合わせる感覚がとても懐かしく、夢のような3日間でした。

これらのイベントは決して申し合わせた訳ではなく、各々が志を持って設営してくださったものです。全ては桐生の民のチカラ。ご設営に関わった皆様の想いとご努力に心からの敬意と感謝を申し上げます。

そして、3日目の千秋楽。自然と交わされる言葉は3年連続で同じでした。「来年こそは」