梅雨の時期は草との戦い。文化財清掃

13日の朝は新里文化財保護協会の文化財清掃に参加。私は桐生市指定史跡 桃井塚と、県指定史跡 中塚古墳の草刈り作業を行いました。

新里地区に住んでいるとこの時期は草との戦い。雨が降る度に元気に草の背丈が伸びていきます。たいへんではありますが、緑豊かな環境と引き換えということで、草刈り機は一家に一台の必需品ですね。

ちなみに、桃井塚は新田義貞の家臣がさらし首となった主君の首級(打ち取った首)を密かに善昌寺(新里町新川)へ届け、その後に自害したと伝わっている場所です。ここには、腹切石といわれる安山岩が残されています。

中塚古墳は上野三碑の一つ「山上碑」(高崎市)の碑文に刻まれている新川臣の墳墓と推定されており、桐生市内最大級の方墳です。

追伸 新里文化財保護協会では会員を募集しています。年会費はたったの1,000円。郷土の歴史文化にご興味のある方はぜひご参加ください。