街に出て議論を深める。人口減少対策
人口減少を克服し、桐生ならではの地方創生を目指す「第2期桐生市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、スピード感を持って人口減少対策に取り組んでいくために組織されたワーキンググループの会議が、本日午後に本町六丁目商店街の「ふふふ」で開催され、傍聴させていただきました。
桐生市総合戦略推進委員会の下部組織であるこのワーキンググループは、市民公募等で集まった年齢も立場も違う幅広い委員11名が集まっており、前回の第1回開催から「人口減少対策のあり方について」のテーマで積極的な議論が交わされています。
前回の会議は市役所で開催されましたが、もっと円卓を囲むようにざっくばらんに議論を行いたいとの意見から、今回は委員の一人が運営する「ふふふ」での開催が決定しました。このように、開催場所やスタイルを柔軟な形で運営される市役所主催の会議は初めてなのではないかと思います。場所の雰囲気の良さなのか、マイクがない気楽さなのか、途切れることなく委員が代わる代わる発言していた様子が印象的でした。
「3歳児未満の保育料を無料にして子育て世代を応援する姿勢を打ち出したらどうか」「チャレンジショップを作って挑戦しやすい環境づくりをしてはどうか」「まちの情報を見やすく取りまとめたホームページを構築してはどうか」などなど、今日の会議の中だけでも具体的かつ、効果的な案がたくさん出ていたように思います。
このワーキンググループは来年3月までで一区切りですが、ぜひ継続性をもって、しっかり実行策に落とし込めるまで活動してくれることを心から期待するところです。そして、ここからアウトプットされた取り組みをしっかり後押ししていけたらと思います。
ちなみに、次回は2月1日に古民家民泊「TSURUMAU」を会場に開催予定。ぜひご注目ください。