子どもの事故予防に関する要望活動

本日は子どもの事故予防に関する要望書2通を各省庁に提出するため参議院議員会館へ。子どもの事故予防地方議員連盟の活動です。
要望書の提出にあたっては、自見はなこ参議院議員にご協力をいただき、佐藤篤 会長(墨⽥区議会議員)とともに要望の提出、及び各省庁の担当職員の皆様と意見交換をさせていただくことができました。私は食の事故防止委員会の元副委員長(現 副幹事長)という立場で、一件目の要望書についてご説明させていただいた次第です。なお、残念ながら今回は出席することができませんでしたが、要望書の作成にあたっては矢口真由 幹事長(町田市議会議員)、磯村亜希子 食の事故防止委員会元委員長・現庶務(稲城市議会議員)のご尽力をいただき、完成させた要望書となります。
一つ目は「教育・保育施設等における節分⾏事に関する要望書」で、令和2年2⽉に島根県で発⽣した保育園における⾖まきでの誤嚥による死亡事故の発生を受け、議連に中に委員会を組織して幼稚園・保育園・アンケートを実施するなど、調査を進めてきたものです。節分⾏事等の実施についての実態調査や、節分⾏事に関する誤嚥事故の危険性や⾖まきをする際の注意点などを周知すること、事故予防に関する情報は発出元の省庁により内容や質、量、具体的な対策⽅法等の記載に差がでないよう留意することなどを、内閣府・文部科学省・消費者庁に要請させていただきました。
二つ目は「⺠間の学童保育サービスについての法整備を求める要望書」で、市町村⻑に届け出のない⺠間学童サービスについて、⼀般市⺠が児童福祉法に基づく放課後児童健全育成事業にあたる学童サービスと、そうでないサービスとを判別できるように求めるとともに、事故発⽣時等に最低限の基準を遵守するよう法整備を求める内容となっています。こちらは厚生労働省に提出をさせていただきました。
担当職員の皆様からは、今後ご検討いただく具体的な内容についてそれぞれ言及があったことから、今後何らかの形で取り組みが進展していくことを心から期待しております。年末のお忙しいところご対応いただきました皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。


【子どもの事故予防地方議員連盟について】
予防できる重⼤事故から⼦どもたちを守ることを⽬的に、全国の地⽅議員が党派を超えて集い、活動する団体です。現在、約70名の地方議員で研修会や調査活動などを行っています。
議連HP http://kodomo-jikoyobo.sub.jp/