ねぎし村でビブリオバトル

先週末、月末恒例の桐生ビブリオバトルに参加してきました。今月は新里町のねぎしけんちくスタジオ(通称 にぎし村)での開催です。普段より開催地が遠いこともあり、参加人数を心配していましたが、蓋を開けてみれば参加20名弱の盛況となり、地元住民として嬉しく思います。
せっかくの地元開催ということもあり、私は新里に関連する本を3冊ほど持参させていただきました。その中で今回紹介したのは「国指定重要文化財 山上多重塔 建立1200年記念 歴史講演会」という冊子です。801年に山上多重塔が建立されてから1200年の節目となった2001年7月の講演会をまとめた新里村教育委員会発行の40ページの本となります。


現在、新里文化財保護協会の皆さんを中心に山上多重塔を国宝にするための運動が盛り上がっており、先日の私の一般質問でも取り上げさせていただにました。その結果、荒木市長からも前向きなお答えをいただくことができ、翌日には桐生タイムスにも記事が掲載されています。
参加者から「ぜひこの冊子を電子データにして市のHPで公開しては?」との意見をいただきましたので、早速可能性を探っていきたいです。ちなみに、チャンプ本にはなれませんでした。皆さんに少しでも山上多重塔の価値が伝わったとしたら幸いです。


さて、今回のビブリオバトルについては途中で火災通報があり、最後まで見届けることができませんでした。当たり前ですが、いつ何時、何が起こるかは予測できません。結果的に今回の火事は誤報でしたが、地元にいることの大切さを痛感した夜となりました。