野生鳥獣のパトロールを実施

今朝は新里猟友会員として、桐生市鳥獣被害対策実施隊事業に参加してきました。桐生市からの委嘱を受け、有害鳥獣の生息並び被害調査・捕獲オリの点検等を行う事業です。本日は新里町全域を猟友会員が手分けをしてパトロールを実施しました。

今年度に入ってから、全国では熊による人的被害が多数報告されています。また、群馬県内における野生イノシシの豚熱(CSF)感染も連日のように報道されている状況です。群馬県内では9月に高崎市の養豚場でCSFが発生し、約5,900頭の飼育豚が殺処分されるという悲しいニュースもありました。今回のようにパトロールをして人の気配をさせるだけでも人と動物の住み分けにつながることから、定期的なパトロールは大切な活動だと感じています。

残念ながら桐生市内では過去にイノシシによる死亡事故も起きています。人間も野生動物も命あるもの。共存していくためには、動物の特性を知り、住み分けていく努力をすることが大切です。鳥獣被害防止への知識向上や、地域住民への助言・指導にも力を入れていかなければなりません。

最後にお願いとなりますが、人家の側でイノシシを見かけたら決して近づかず、市役所またはお近くの支所までご一報をお願いいたします。