障害平等研修(DET)のファシリテーター実習に参加

10月17日にプライマリー本社の研修室にて行われた障害平等研修(DET)のファシリテーター実習に参加者役として協力させていただきました。

DETとは障害の当事者がファシリテーターとなって進行し、参加者同士が話し合いながら障害について一緒に考えていくという研修です。イギリス発祥のこの研修は、東京オリンピック・パラリンピックのボランティア向けの研修としても採用されています。現在、群馬県内でも先日3名のファシリテーターが活躍しており、桐生市内でも既に多くの皆さんがこの研修に参加している状況です。

この度、桐生初のファシリテーターとしてプライマリーグループで介護の仕事をなさっている西村さんが手を挙げてくださり、今回はその経験を積むための実習の研修会に参加させていただきました。西村さんは初めてのファシリテートであったとのことですが、親しみやすくわかりやすい進行で、何度もDETを受けた経験のある私としてもまた新しい気付きのある有意義な時間を過ごすことができました。

DETは研修を受けた一人ひとりが課題解決に行動していくことに結び付けていく研修です。つまり、受講した方が一人でも多いほど、街や社会が一歩ずつ住みやすく変化していくということです。桐生市に新しいファシリテーターさんが誕生しようとしていることは、本当に心強い限り。今後の西村さんのご活躍に心から期待しています。

DETは障害を持った方が身近にいない人ほど、ぜひ受けてほしい研修です。コロナ禍で開催頻度は少なくなっていますが、まだ受けていない方にはぜひとも機会をみてご参加いただけたらと思います。きっと「障害」という言葉のイメージが変わりますよ。