桐生ドローン利活用協議会が一般社団法人に

本日は一般社団法人桐生ドローン利活用協議会 発会式に出席させていただきました。2015年に発足した同協議会は、ドローンを正しく理解するとともに、地域での研究・教育・防災などにおけるドローンの利活用を市民の合意形成の基で進めていくことを目的としており、今年の7月2日に一般社団法人へと移行しました。私はまちなかテレビ代表として同協議会の発足当時から発起人として参加させていただいており、今回の一般社団法人化に際しましてはアドバイザー(フェロー)の役をいただいております。

この度発生いたしました西日本を中心とする豪雨被害におきましても、広域にわたる被害の全容の把握において多くの課題が挙げられているなか、ドローン空撮による災害状況調査は人命の危険を伴わず安全に広範囲の調査が可能となることから、この分野におけるドローンの活用拡大が期待されているところです。桐生市とみどり市では、同協議会と災害時空撮協定を結んでおり、既に土砂災害等における空撮も複数回実施されています。

昨今、ドローンを取り巻く環境は急速に進化しており、災害用の他、測量や農薬散布など、今後様々な産業に革命を起こしていく可能性があると言われています。しかしながら、操舵性の難しさや航空法などの複雑な法規制等により、正しい知識なくドローンを操縦することは大きな危険につながる恐れがあるのも現実です。そのようなことから、ドローンの特性や関係法令を正しく理解し、地域産業の発展に繋がる形でドローンを活用していくことが望まれるところであり、その活用の幅は教育や観光プロモーションなども含め多岐に広がっていくことが期待されています。

そのような中で「一般社団法人桐生ドローン利活用協議会」が桐生・みどり地域におけるドローンの秩序を守り、地域発展に役立つドローンの利活用の道筋を作り上げていく先駆者としての役割が期待されています。関係者の皆様、本日のキックオフたいへんおめでとうございます。そして、これからのご活躍を楽しみにしております。