減災防災を学ぶ。災害時は偽誤情報に注意を。関東若手議員の会 公式研修in山梨


熊本県で発生した地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
先日の桐生市・太田市・足利市周辺で発生した豪雨災害も含めまして、自然災害はいつ、どこで起きても不思議ではありません。だからこそ、日頃からの備えと正しい知識の習得が何より重要であること改めて実感している次第です。
この度、山梨県で開催された「関東若手議員の会 公式研修」では、減災・防災に繋がる話題として、富士山噴火への防災対策や水道インフラの老朽化、災害時の偽・誤情報対策などについて学ぶ機会をいただきました。
初日は、富士河口湖町役場において、富士山科学研究所 主任研究員 吉本充宏氏より、「富士山噴火における防災対策」についてお話をいただきました。講義では、火砕流や火山灰、火山ガスなど火山災害の特徴や、噴火時に想定される被害について詳しく学び、特に火山災害では「逃げることが最も有効な対策」であること、また風向きによっては群馬県内にも降灰の影響が及ぶ可能性があることも把握できました。群馬県内には浅間山や草津白根山などの他、桐生市民にとって身近な赤城山も火山に位置付けられています。噴火そのものだけでなく、火山灰が交通や電力、上下水道などライフラインへ与える影響も含めて、理解を深め、事前にできる備えをしておく重要性を改めて認識することができました。
2日目は、内閣官房水循環アドバイザー・山梨大学 国際流域環境研究センター 准教授 中村高志氏より、「全国で起きている水道管の老朽化問題」についてお話をいただきました。高度経済成長期に整備された水道管の老朽化が全国共通の課題となる一方、人口減少や技術職員の不足、更新費用の増大などにより、水道事業の維持は年々厳しさを増しています。能登半島地震での復旧事例も交えながら、災害時には飲料水だけでなく生活用水の確保が大きな課題となること、水道だけに頼らない地域の水利用についても考えていく必要性をご教示いただきました。配管の更新のコストがかかる場合には分割してろ過装置を置き集落排水へ移行する、地域で使える水を探し水道と併用して乗り換えられる準備を整えるといった視点は人口減少問題と共に桐生市にも導入していく必要があると思います。
続いて、総務副大臣 堀内詔子衆議院議員より、「富士山噴火と災害時偽・誤情報」をテーマにお話いただきました。災害発生時にはSNS等で偽・誤情報が急速に拡散し、被災地の混乱を招く危険性があります。2016年の熊本地震で拡散したデマの事例や、今回の熊本地震における総務省の対応についてもお話しいただき、災害時こそ公的機関など信頼できる情報源から正確な情報を得ることの重要性を改めて学びました。
今回の研修を通じて、防災・減災は行政の取り組みだけでなく、市民一人ひとりの日頃の備えと正しい知識が地域の安全・安心につながることを改めて実感しました。今回学んだ知見を桐生市の防災・減災対策に活かし、市民の皆様が安心して暮らせるまちづくりへの提案に繋げていきたいと思います。




