新たな一歩を踏み出す意義。消防防災フェスタ2025

本日は桐生市消防隊秋季点検並びに消防防災フェスタ2025が開催され、消防団員として参加させていただきました。

昨年までは秋季点検と水防訓練を同日に行ってきましたが、近年桐生市でははこの時期も猛暑日となることがあることから、市議会としても秋季点検と周防訓練の開催時期や開催方法の改善について市長に要望書を提出するなど、改善を求めてきた経緯があります。そこで、今年度から暑さ対策として、水防訓練は各分団の代表者による分散型での開催に、そして秋季点検は時間を大幅に短縮しての開催となり、残りの時間は消防防災フェスタとして市民参加型のイベントとしてリニューアルして開催されることになりました。

その結果どうであったかというと、大成功だったと思います。全体の終了時間は昨年と大きく変わらなかったものの、秋季点検は40分ほどで終わり、後半はフェスタとして市民の皆様との交流の時間に。私も含め消防団員の家族も多数訪れて消防車に乗車したり、消火訓練の体験をしたりと隊員も来場者も楽しく時間を過ごさせていただきました。2時間以上緊張感漂う中で訓練を行った昨年と違い、隊員への体の負担も大きく改善されたように思います。

一つ一つの事業には積み重ねてきた目的や意義があります。時代に合わせて開催方法を見直していくことには非常に大きなエネルギーが必要ですが、とても大切なことであると改めて痛感した次第です。