27年ぶりの地元開催。桐生織物 求評会

24、25日の両日に桐生織物記念館で開催された桐生織物協同組合主催の「桐生織物 求評会」に参加させていただきました。和装製品の新作発表会として、例年は東京で行われているBtoB(企業間取引)向けのイベントですが、今年は原点に立ち返り、地元の消費者の皆様にも見ていただきたいとの想いから27年ぶりの地元開催となりました。



会場には、県内外の高校や短大・専門学校などの学生から着物や帯のデザインを公募するコンペで入賞した作品を実際に仕立てた製品も含め、桐生産地の着物、帯、服飾工芸品が多数並びます。私も他の来場者の皆様と共に鉛筆を片手に投票をさせていただきました。
繊維産業が厳しい時代を迎えて久しいですが、桐生市にはこれだけのデザイン力、技術力が継承され、更に進化を続けているということを改めて痛感した次第です。もっともっとこの価値を広く発信していきたいですね。