桐生市市税条例等の一部を改正する条例案について

桐生市議会平成30年第3回定例会(9月議会)も残すところ一般質問のみとなりました。本日、各議案の討論・採決、及び追加議案の上程が行われ、私は議案2件についての討論を、また追加議案1件についての質疑をさせていただきました。

ここでは討論の概要についてご報告いたします。

議案 第54号「桐生市市税条例等の一部を改正する条例案」(賛成討論)

【議案の概要】
本議案は地方税法等の一部改正に伴い、個人市民税の給与所得控除等の見直し、市たばこ税の引き上げ、及び固定資産税の課税標準特例の延長等を行ものとなります。

【賛成理由】
個人市民税におきましては2400万円以下の給与所得者には影響がないこと、また、たばこ税におきましては消費を抑制することは市民の健康増進の観点からも望ましいと考えられること、固定資産税の特例におきましては現状で適応を受ける施設がないこと、これらのことから、それぞれの改正内容、及びその必要性を理解し、賛意を示します。

【今後への課題】
平成30年4月1日の地方税法の一部改正にいて、資本金額等が1憶円を超える大法人の電子申告の義務化が新たに規定されたことに関しましては、桐生市内における対象法人は176法人であり、そのうち131法人が既に電子申告を行っているということを本会議の質疑の中で確認をさせていただきました。残り45社におきましても平成32年4月1日からの義務化に間に合うよう、電子申告への切り替えを促していくことが求められます。電子申告義務化に関する周知はもちろんですが、対象企業は45社と特定されていますので、電子申告のやり方の指導や、電子化の支援なども含めて、丁寧な周知及び支援を行っていただくようお願い申し上げます。