本家公認の福男選びを初開催。関東一社 桐生西宮神社のえびす講
毎年、11月19日、20日は桐生西宮神社にてえびす講がオールナイトで開催されます。織物の街、そして商人の街である桐生の秋の風物詩であるえびす講は、桐生八木節まつりに並ぶ一大イベントとして定着しており、多くの市民の皆様が足を運びます。
そんなえびす講に今年から新たに「福男選び神事」が加わり、テレビ各局が中継するなど更なる盛り上がりを見せました。全国に西宮神社は多数ありますが、「福男選び」の本家である兵庫県西宮市の「西宮神社」直系の神社は関東ではで桐生のみ。桐生西宮神社は「関東一社」と呼ばれる所以です。そんな本家から公認をもらっての「福男選び」は女性の部も合わせて19日22時半から抽選を行い、男性54名と女性54名を選び、20日の朝6時より全108名が男女別に分かれて一番福を目指しました。
私も当然抽選に参加しましたが、残念ながら落選。ここから福が足りていなかったようです。それでも抽選に当選した福のある皆様の力走を目の前で見ることができ、とても胸が熱くなりました。一番福のお二人、そして参加された皆様たいへんお疲れ様でした。
FMぐんまの番組で実行委員会の片山翔平さんが「1000年先まで続けていきたい」と言っていました。どんな伝統にも始まりの時がある、そんな始まりの瞬間に立ち会うことができたのかなと感じた次第です。最後に、関わった全ての皆様に福が広がることを心から願っています。来年は走りたいですね。