みどり市と太田市の取組みに学ぶ。関東若手議員の会 その②
(つづき)
関東若手議員の会の公式研修の2日目となる本日は太田市に会場を移してOPEN HOUSE ARENA OTAへ。Bリーグの群馬クレインサンダーズのホームアリーナとして知られるこの施設の総工費は約82.5億円で、そのうち44億円がオープンハウスグループからの企業版ふるさと納税という異例の整備手法がとられています。日本最大級のセンタービジョンやVIPルームなど、公共施設らしからぬ機能を満載した異色のアリーナが22万人の地方都市に完成したのは、公民が連携してスピード感を持って整備が行われた結果だと感じています。公民がタッグを組んでバスケットボールを通じた地域活性に取り組む太田市。今シーズン、サンダーズのホーム戦では5,000名キャパのアリーナが毎回満席となるなど、過去最高の観客動員を更新し続けていることからも、既に想定以上の成功を収めていると言えるのではないでしょうか。
体育施設は市民利用による健康増進の機能は勿論のこと、大会誘致などにより地域に経済効果をもたらす箱としても重要視されるようになってきました。施設整備には短期的な建設費用だけでなく、完成後における経済効果や地域への影響まで加味した戦略性が求められます。
さて、今回のみどり市・太田市での視察を設営するに当たっては、昨年の統一地方選で初当選した両市のメンバーが活躍してれました。関東で約260名、群馬で20名のメンバーがいる当会は超党派の若手議員のネットワークです。私も若手市議会議員の会の中では若手ではなくなってきましたが、これからは更なる若手が活躍できるようサポート側も意識しながら、引き続きこの繋がりを活かして相互に研鑽を積んでいきたいと思います。
最後に、研修に際してご協力をいただいたみどり市・太田市の皆様に心より感謝申し上げます。