フランスからのお弟子さんも。新里焼・羽黒窯 工房展

5月7日まで開催されていた斉藤勝行さんの「新里焼・羽黒窯」の工房展にお伺いしました。新里町奥沢にある工房には陶芸家である斉藤さんがこだわり抜いて作った食器や一輪挿しなど約100点が並びます。

現在、羽黒窯ではフランス人女性が数カ月間の研修を受けています。斉藤さんにとって人生で初めてのお弟子さんとのこと。工房に近い宿泊場所を見つけるのに苦労したお話しや、英語もフランス語もわからないので通訳アプリで会話していることなど、インバウンドの受け入れについての課題なども情報交換することができました。

工房の周囲の環境と調和した雰囲気。会場の工房も大きな梁が支える天井の高い空間の真ん中の囲炉裏があり、それを囲むように作品が展示されているなど、この場所を訪れるだけでも価値があると感じます。きっと外国人の方にも魅力的に感じられるに違いありません。街中は勿論のこと、新里や黒保根などの郊外でもインバウンドの受け入れ環境を整えていきたいですね。