いつも身近にいた富弘さん
星野富弘さんの御逝去の報に接し謹んでお悔やみを申し上げます。
星野富弘さんは桐生市新里町にお住まいになられており、高校生の頃、富弘さんの家の近くの池で釣りをしていると、電動車いすに乗ってお散歩している姿を度々お見かけしました。そして、富弘美術館には小学生のころから何度も通ってきました。私の一番好きな作品は「日日草」という詩画です。ぜひ富弘美術館に寄られた際にご覧いただけたらと思います。
よく知っている身近な方のように感じていたけれど、直接お話しをさせていただいたのは5年前の「第7回 富弘美術館 詩画の公募展受賞者表彰式」が最初で最後でした。短い時間ではありましたが、見ず知らずの人間にも関わらず温かなご対応をいただいた富弘さん。作品のイメージ通りの素敵な方でした。
これまでたくさんの作品を残していただき、多くの人々に温かな気持ちを届けて下さったことに心より感謝を申し上げるとともに、故人のご冥福を心からお祈り致します。