県内の犯罪は増加傾向。社会を明るくする運動市民大会
昨日は第73回「 桐生市社会を明るくする運動」市民大会に参加させていただきました。この運動は犯罪や非行の防止と、罪を犯した人達の更正について理解を深め、安心安全な地域社会を築くことを目的とした全国運動で、コロナ禍の影響もあり久しぶりに参集しての開催です。

開会前にはアトラクションとしてソプラノ歌手 深津素子さんとピアニスト 峯岸由実さんによるコンサートが行われ、会場に明るい歌声を響かせてくれました。
桐生警察署長によりますと、コロナ禍が落ち着いたことにより社会活動が活発となり、群馬県内及び桐生警察署管内の刑法犯認知件数は増加傾向にあるそうです。引き続き振り込め詐欺など高齢者を狙った特殊詐欺の被害も続いており犯罪は後を絶ちません。
振り込め詐欺の防止に関しては、本人の注意以上に周りの方が気付くことができるかどうかが大きな鍵となります。桐生地域が安心安全な地域となっていくためには、地域の皆様の顔の見える関係が大切です。そして犯罪からの立ち直りを、地域を挙げて支援することは再犯防止にも繋がり、安心安全な地域づくりにとって重要なこと。過ちを犯さないこと、そして過ちを犯してしまった方に立ち直りの機会を与えることで、明るい社会づくりを推進していけたらと思います。