特別ではなく当たり前に。FINAL GBGB

週末にグリーンドーム前橋で開催されたROGUE主催のフェス「FINAL GBGB」に親子で参加してきました。不慮の事故により車椅子生活となってしまった奥野敦士さんがボーカルをつとめる伝説のロックバンドROGUEの再結成と共に始まったのがこのGBGBです。

大人も子どもも障害者も、みんなが一緒に楽しめるバリアフリーフェス。収益の一部は福祉車両の購入等に充てられます。会場を行きかう車椅子、いたるところで談笑する姿。これはまさに社会障壁が取り払われた「夢の世界」だと感じ、胸が熱くなりました。やはり「障害」があるのは社会の方である。社会が変われば「障害」はなくなるとはっきり痛感しました。

私が「FINAL GBGB」のチケットを2枚(夫婦2人分)購入したのは2019年の9月のこと。そこからコロナ禍の延期を経て4年弱。その間に妻は妊娠して、長女が産まれ、今月で1歳半となりました。当時はまさか3人で参加するとは想像もしていませんでしたが、娘のフェスデビューが「GBGB」で良かったと心から思います。フロアでは周りの大人たちが娘のご機嫌をとってくれたり、手を振ってくれたり、来場者の皆さんも本当に温かく、やさしさに溢れたフェスでした。

これを特別なことではなく当たり前に。GBGBが最後になるのはもったいないけど、精神は群馬にしっかり残していきたいですね。