持続可能な社会の形成に向けて。SDGsぐんま連絡会議

本日午後は前橋市にある群馬県公社総合ビルで開催された「SDGsぐんま連絡会議」へ。私は2年前より同協議会に参加していますが、コロナ禍の影響もあり始めてリアル開催の会議に参加することができました。

今回の第1部のセミナーでは、いつもお世話になっているフリーアナウンサーの佐藤由美子さんより「仕事と子育て、時々介護 それでも諦めない。自分らしい人生」と題してお話をいただきました。2年前に突然始まった介護問題と子どもの受験が重なったことによる佐藤さんご自身の体験をもとに、健康な状態から要介護に移る中間(フレイル状態)の判断の難しさや、コロナ禍のコミュニティ不足による認知機能の低下など、誰にでも起きうる身近な家庭内の問題を通じてわかりやすく社会課題についてお話していただき、私も我が家に置き換えながら非常に関心を持って聞かせていただいた次第です。

第2部では交流会として第1部でのお話を踏まえてのワールドカフェを実施。行政の担当者や企業の皆様など13名の参加者の皆様とともに、既に子育てや介護を経験している方や、まだ経験していない方など、それぞれの立場での経験談を交えながら、持続可能な介護の在り方やワークライフバランスなどについて意見交換を行いました。

私も子育てをする立場として、そして近い将来に親の介護に直面する立場としても非常に関心を持ったとともに、行政上においては社会的な制度において手を差し伸べていくアウトリーチ型の支援の在り方など、様々な課題を考える良い機会になったと思います。桐生市を持続可能な社会システムの確立に向けて、そして必要な知識を広く周知していくための適切な取り組みを進めていくため、今回得た視点をしっかり活かしていきたいです。