大改修を控えて本堂寄席。浄運寺

桐生新町の町建てに伴い、南の要として建てられた浄運寺。宝暦3年(1753年)建築の本堂は桐生市の重要文化財にも指定されており、桐生市を代表するお寺の一つです。

そんな浄運寺が、耐震などへの懸念から令和の大改修を行うこととなり、現在の姿は暫く見納めとなります。そこで、かんのんまちづくりの会主催で、浄運寺本堂を使った寄席を開催いたしました。

最初に出演したのは若手芸人として松竹芸能所属の高校生ギャガ― 塩辛ちゃん、県内で活躍中の漫才コンビ 東京キャラメルランランズの2組。そして館林出身の三松亭小松さんは群馬県安中市のお寺を舞台にした落語「こんにゃく問答」を披露してくれました。

私は司会を務めさせていただいたのですが、今回の出演者の中で最年長ということに驚くばかりです。群馬の若手が着実に育っていることを心強く思います。

荘厳な浄運寺本堂も暫く見納め。より一層美しくなった本堂が見られる日を心待ちにしています。