農村RMOとは?/高校生学習室の設置を目指して。12月議会一般質問より

12月議会での一般質問の動画がアップされましたのでご紹介させていただきます。今回、私が質問をさせていただいたのは「農村型地域運営組織(農村RMO)について」と「高校生学習室について」の2つのテーマについてとなります。

農村RMOとは、農業に主軸におきながら、地域住民や自治会、法人、各種団体などが一体となって「地域経営」に取り組む仕組みです。この仕組みは現在、農林水産省を中心に複数の省庁が連携しながら推進している新しい考え方であり、私は新里町や黒保根町、及び梅田町や川内町など旧桐生市内の中山間地などにおいて有用ではないかと考えています。今回の質問の中では、桐生市内における導入の可能性と、農村RMO形成による効果が期待される地域についての認識を当局に質問させていただきました。

続いて高校生学習室については、前橋市高校生学習室の事例をご紹介いただきながら、桐生市内の自主学習が可能なスペースの更なる充実について提案をさせていただきました。質問の中では、桐生市内在住の高校生の年代に当たる年齢の人口2,585人に対して、桐生市内の高校に通う生徒数が5,541人であるということを確認。桐生市内の高校に通う高校生の皆さんは、半分以上が桐生市外の方となる訳ですが、逆に言えば桐生市内の高校を卒証する方が人口比で2倍いる、桐生とのご縁がある高校生が2倍いるということでもあります。桐生市内の高校に通う生徒の皆さんが、桐生でのびのびと学習し、桐生で青春時代を過ごすことで、地元としての愛着を持ち、羽ばたいていく。これは在学中の経済消費はもちろんのこと、将来的な地元への定着やUターンを促していく原動力にもなるものと考えます。高校生に温かい街、高校生を育てる施策は将来への投資と捉え、教育だけの枠に留まらない部局横断的な取り組みの推進を提案させていただきました(桐生タイムスにも一部内容が掲載されています)。

詳細な質問項目と、一般質問の動画は下記をご確認ください。

「農村型地域運営組織(農村RMO)について」

① 概要について。

② 農林水産省などによる支援策について。

③ 桐生市内における導入可能性と、農村RMO形成による効果が期待される地域について。

高校生学習室について

「高校生学習室について」

① 桐生市内における学習が可能なスペースの現状について。

② 桐生市内在住の高校の人数と、市内の高校に通学する生徒数について。

③ 「前橋市高校生学習室」の事例を参考に、高校生が利用しやすい学習スペースを設置することについて。

一般質問動画 https://youtube.com/watch?v=-j2aWaaGz7s&feature=shares (YouTube)