コミンカコナイカ事業説明会。Gメッセ群馬

本日午後は、群馬県主催の「古民家再生・活用推進事業(コミンカコナイカ事業)説明会」に参加してきました。

群馬県内には築70年以上の古民家が約3万棟、その内約5000棟程度が空き家となっていると推計されているそうです。そのような古民家が使われずに放置されているのはもったいない、古民家を地域資源として再生・活用していこうという考え方からコミンカコナイカ事業が構想されました。

簡単に説明すると、古民家の所有者と活用した人をマッチングする仲介役となる組織を県内各地に作っていこうという事業となっています。その組織の中にはまちづくり会社や宅建業者、金融機関、自治体などが参画することが想定されています。

コミンカコナイカの組織化向けて、県全体を統括する「ぐんまコミンカコナイカ」の立ち上げに向けては株式会社アンカーの川口社長がアドバイザーとして参画。地域コミンカコナイカのトライアルとしては「桐生・みどりコミンカコナイカ」をUNIT KIRYU株式会社(川村社長)を事務局として準備が進んでおり、今年12月にそれぞれ本格始動を予定しているとのことです。群馬県全体を巻き込んだ古民家再生・活用の推進事業が桐生を起点としてスタートしていくということは、それだけ桐生が古民家という資源に恵まれていて、既に多くの活用資源があるからこそなのだろうと思います。

ぜひ、桐生からスタートするコミンカコナイカが一つの成功モデルとして全県に広がっていくことを心から楽しみにしています。古民家をまちの資源に、コミンカコナイカの今後の展開にご期待ください。