地域おこし協力隊 クロストーク

6月2日に開催された桐生市生涯学習推進協議会主催の講演会「地域おこし協力隊 クロストーク」に参加させていただきました。

桐生市の桐生地区、黒保根地区、新里地区で活躍している地域おこし協力隊3名(青山隊員、岩崎隊員、小野隊員)をパネリストとした座談会形式の講演会です。冒頭には3名のこれまでの活動についてそれぞれプレゼン形式での報告があり、各地域で着実に実績を重ねている様子を把握することができ心強く思います。

地域おこし協力隊の最大のミッション、それは定住することです。最長3年の任期の後には、自立してその地域に定住することを目指していくことになります。

残念ながら、これまでの桐生市での協力隊の定住率は0%という現実。そんな中、今年度は桐生地区と黒保根地区では複数の隊員が3年の任期を迎えます。

本来、定着に向けた就業・創業支援などのサポートは桐生市の役割でありますが、今回発表した3名は既に自らの将来へのビジョンをしっかり持っており、定住というゴールに向けてしっかり歩みを進めていると感じることができました。

今回の講演会を通じて、桐生市として、有能な隊員が地域に残っていただけるよう、地域おこし協力隊に対する万全なサポート体制を構築していくことが重要だと改めて感じました。その礎となる今年度、地域おこし協力隊の皆さんの活躍と進路にぜひご注目下さい。