ウィズコロナ時代の商店街のあり方。県振連総会・研修会

本日は前橋市で行われた群馬県商店街振興組合連合会(県振連)の総会・研修会に参加させていただきました。昭和45年の発足から50年以上の歴史を持つ、群馬県内の商店街が集まった団体です。私は、今川守 会長(桐生市末広町商店街)の下で県振連の青年部長を務めさせていただいています。

私は総会終了後の研修会から参加。研修の中ではまちづくりコンサルタントである水津陽子 様より「ウィズコロナ時代の商店街のあり方」と題してご講演をいただきました。水津様のお話の中では「まちの結節点としての商店街」という考え方にたち「にぎわい、活気を生む」こと、「入口づくりと居場所づくり」を行うこと、「人やモノと出会う」仕掛けづくりという一連の流れの重要性について指摘いただき、全国の成功事例についていも複数ご提示をいただきました。多くのヒントがあったように思います。ぜひ現地を見に行ってみたいですね。

現在、県振連に加盟する商店街振興組合(中小企業法に基づく商店街組織)は10団体。その内、桐生市内の商店街は3団体で約1/3を占めます。桐生市を含め、群馬県内の商店街団体は解散が相次ぎ、減少傾向が進んでいますが、法的な位置付けのある振興組合だからこそできる活動や社会的な役割がるのも事実です。交通や医療、教育など、街に必要な機能はたくさんありますが、商業機能は行政では維持していくことができません。街の機能の一つとして、商店街が果たすべき役割、そしてウィズコロナ時代にだからこそ今後商店街が歩むべき方向性について、新しい価値観で議論していくべきタイミングに差し掛かっていると言えます。

さて、この度県振連50周年にあたり、商店街功労者として表彰をいただきました。現在、県の青年部長を務めていますが、実は部員がいない状況です。まずは県内の青年部を再構築して、県内で情報交換を行いながら全県的な底上げを図っていきたいと思います。