桐生市仲町のコミュニティ復活へ。CF最終日

飲食店が軒を連ねる繁華街として賑わった桐生市仲町。今では市内屈指の高齢化比率46%となり、新型コロナウイルス感染症の影響も甚大となっています。
そんな仲町にコミュニティ機能の受け皿として、みんながシェアできる古民家「仲町はなれ」の開業を目指し、1か月間クラウドファンディングに挑戦してきました。
皆様のご支援により、一昨日無事に目標を超え、現在124%の達成率となっています。応援いただいた全ての皆様に感謝申し上げます。
桐生市空き家実態調査(平成28年度実施)によると、市内の空き家は4,706 件を数え、空き家率は5.6%となっています。仲町に限らず、空き家や空き地が増える傾向が続きます。しかしながら、桐生市の人口密度(可住面積当たり)は県内12市でトップクラス。住宅一戸当たりの面積は小さく、いまだに過密な都市ともいえる状況です。
空き家は放置すれば負の遺産ですが、活用すれば資産になります。空き家を共有してみんなの資産にしていくことで、一人が複数拠点を活用できるポテンシャルの高い街になっていくのではないでしょうか。 そんな社会実験への想いも込めた今回の「仲町はなれ」のプロジェクト。リーダーの本島さんが元保育士の経験を活かして子育て世代に優しい空間づくりに挑戦してくれています。今回のクラウドファンディング実施に当たっても、苦悩しながらも全力で駆け抜けてくれました。
クラウドファンディングは本日までで終了しますが「仲町はなれ」の挑戦はここからがスタートです。皆様に育てていただく空間として、たくさんのアイデアやご意見等をいただければ幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
なお、クラウドファンディングは本日(7月30日)の23:59まで受付け中です。残り半日となりますが、引き続き応援をよろしくお願いいたします。
「仲町はなれ」クラウドファンディングサイト
http://ubgoe.com/projects/36 (うぶごえ)