伝統受け継ぐ桐生和紙

桐生市梅田町の清流に育まれた桐生和紙の伝統をただ一人受け継ぐ橘さんによる展覧会「桐生和紙の仕事展 Miki Tachibana」が明日、10月5日(月)までPENSEE GALLERYにて開催中です。私は昨日寄らせていただきました。

会場内には紙すきの道具一式が展示されており、和紙に関してはテレビで見た知識しかなかった私にとって、どれも初めて見聞きするものばかり。伝統を継承していくための難しさや、多くの技術が密接に繋がって和紙が完成することなど、和紙の世界の深さを体感することができました。

和紙生産工房「桐生和紙」の技術を継承し、橘さんが和紙を制作し続けてくれていることは、桐生にとってもかけがえのない宝物だと感じます。今回の展覧会が多くの方にその価値を知っていただく機会となれば幸いです。

会場では桐生和紙の歴史的資料等も展示されており、作品の購入も可能となっていますので、ぜひこの機会に多くの皆様に足をお運びいただけたらと思います。