コロナ禍のわ鐵イルミ

9月11日に桐生市黒保根支所にて行われた「わたらせ渓谷鐵道各駅イルミネーション事業」の令和2年度 第1回実行委員会に出席させていただきました。私は8年前より有志ボランティアの皆さんとともに下新田駅の飾り付けを担当させていただいています。

わたらせ渓谷鐵道は今年、新型コロナウイルスの影響を受けてトロッコ列車を運休するなど、今年4~7月までの4カ月間の収入が昨年同時期比9割減となる厳しい経営状況に置かれています。わ鐵のイルミネーションは路線存続のため17年前に沿線住民が立ち上がり、支援活動として始まったイベント。コロナ禍で様々なイベントの開催が見送られていますが、このような状況であるからこそ開催する意義があると考えています。

しかしながら、例年通りの開催方法という訳にはいきません。例年人気となっているイルミネーションの旅は、定員の管理や飲食の提供などの観点から中止の方向となりました。今年は、通常の列車を増結して2両編成とし、土日平日問わず夜間のフリー切符を販売して密を防ぎながら、多くの皆様に楽しんでいただけるよう計画を立てています。

わ鐵沿線の冬の風物詩であるイルミネーション。今年はわ鐵の支援という気持ちを込めて、多くの皆様にご乗車をいただけたら幸いです。詳細については改めてお知らせをさせていただきます。