祭りの高揚感

本来であれば本日は「桐生八木節まつり」の中日にあたる日です。今年は史上初の中止が決まり、例年とは異なる静かな週末を迎えています。

祭り初日であったはずの昨日、本町4丁目のギャラリー禅林(旧山梶商店)で開催されていた武 耕平さんの「桐生まつり写真展」に寄らせていただきました。

入口に飾られている5丁目櫓からの写真はもちろんのこと、どの写真にも祭りの高揚感が閉じ込められているようで、見ているだけで胸が高鳴るような気がします。

奥の部屋ではスライドショーと共に、お囃子や御神輿渡御の音声が流れており、特に渡御を眺めていると、御神輿を担ぐ際の肩の痛みを感じるくらいリアルにその空間に入り込むような感覚を味わうことができました。素敵な写真展を開いてくださった武 耕平さんに心から感謝申し上げます。

今年の祭りが開催できないことは、多くの皆さんが悔しく、そして残念に思っていると思います。来年はコロナ禍を抜け、この気持ちを全力でぶつけることができる3日間が訪れてくれることを心から願っています。