次世代モビリティの先進都市へ

本日は文部科学省イノベーションシステム整備事業 科学技術イノベーションによる地域社会課題解決(DESIGN-i)採択課題 「次世代モビリティの導入による持続可能な地方都市モデルの構築」キックオフ全体会議に出席させていただきました。文部科学省イノベーションシステム整備事業は、群馬大学と桐生市が共同提案を行ったもので、全国18件の提案のある中、採択された2件内の1件に選ばれたものです。

たいへん長いタイトルですが、簡単に表現すると低速電動バス(MAYU)や小型の電気自動車などの環境にやさしい次世代のモビリティ(移動手段)を活用して多世代が健康に元気に住み続けられる地方都市を作っていこうという取り組みとなります。持続可能なまちづくりとして、SDGsの考え方にも繋がるものと言えそうです。

今回、文部科学省からの支援を受けて、地域課題解決のための様々な取り組みを住民も巻き込みながら行っていき、成功モデルを作っていくことが命題となるわけですが、重要なことは社会実験のその先であると感じています。補助金の期間満了で終わるような取り組みではなく、今回得られた機会を街の仕組みにどう落とし込んでいくのか。社会実装を考える中では、住民の求める移動の形を具現化し、今不足しているものを補っていけるような視点で発展的な議論に繋がっていくような取り組みとなっていくことを期待しています。

本プロジェクトは市民の意見等も広く取り入れながら展開していく予定です。ぜひ多くの皆様に関心を傾けていただき、積極的に関わっていただけたら有難く思います。