小林交差点に歩行者用信号設置へ
昨日は新里中央小学校スクールゾーン対策委員会が開催され、委員として出席させていただきました。コロナ禍で様々な会議が開催中止や書面開催となる中、子ども達の安全への議論は止めたくないとの強い想いから、様々な感染症対策を講じた上で例年通り開催に至りました。
通学路の安全確保策としては、子ども達への安全指導や地域での見守り、子ども安全協力の家などのソフト対策はもちろんのこと、抜本的な交通安全対策としては歩道整備や信号設置などのハード整備が重要な部分となります。しかしながら、大きな予算がかかる道路整備等については、10年や20年の歳月がかかることも珍しくはありません。現在通学している子ども達の安全対策という視点に立つと、今すぐにできるソフト対策と、次の世代に向けて長期的に取り組んでいくべきハード整備を両立しながら議論を進めていく必要があると感じています。
そのような長期的視点が求められるハード整備の中でも、新里中央小校区で長年危険性を指摘され続けてきたのが小林交差点です。30年以上の歳月をかけて行われてきた道路拡幅や歩道整備も概ね完了に向かっています。そんな中、先日交差点の四隅に新たな支柱が設置されました。
今回のスクールゾーン対策委員会では、信号機を管理する桐生警察署のご担当者様が出席されていたことから「支柱の設置は歩行者用信号設置への準備との認識でよいか」を質問させていただき、年度内に歩行者用信号が設置されることを確認することができました。長年、スクールゾーン対策委員会で取り上げられてきた懸案であり、私自身も議会で度々質問をさせていただいてきた部分でもありますので、一歩前進したことを心から嬉しく感じています。
小林交差点に関しては南方向の整備もまだ残されており、また新里中央小学校校区ではまだまだ解決すべき課題が山積していますが、このスクールゾーン対策委員会を通じて少しでも改善を実感できるような成果に繋がっていくよう、今回出された諸課題に対しても引き続き解決に向けて取り組んでいきたいと思います。
最後に、今回ご出席いただいた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。