災害時の最前線

7日、桐生市消防団車両配車式に出席させていただきました。今回、黒保根方面団第2分団に消防ポンプ自動車が一台、旧車両と置き換える形で配車された形となります。

黒保根町は面積が広く、そのほとんどが山林となっていることから、車両は特別仕様です。四輪駆動はもちろんのこと、車高が高く、水槽を搭載しないことで小回りのきくサイズに収まっており、後部には可搬ポンプを積んで機動性を高めています。基本的な仕様はこれまでの車両と同様ですが、ABSや坂道発進補助装置などの最新の制御システムが加わり、冬場の凍結時にもしっかり活躍してくれそうです。

先月の台風19号の対応においては、地域の巡回や詰め所への待機など、最前線で活動をしていただいた消防団の皆さん。様々な課題も浮かび上がりましたが、それらをしっかり解決しながら、新しい車両も最大限に活用いただき、これからも地域の安心安全のためにご尽力いただけたらと思います。