桐生ファッションウィーク前半戦

毎年、文化の日前後の一週間、30を超えるイベントで桐生の中心市街地が彩られるファッションウィークが10月26日に開幕しました。早速27日に中心市街地を散策。天気にも恵まれ、桐生の魅力を再発見する一日となりました。

【Mini ワンツー FES 2019 Autumn】
買場通りの長屋にはマルシェが開設されていました。この長屋は買場紗綾市の歴史を語り継ぐうえで大切な建物です。火災からの修復を終え、再び賑わいが戻ってきたことを嬉しく思います。お馴染みのふやふや堂さんや、moya coffeeさんなどが出店。はんの樹さんではフィレオフィッシュ風のサンドをいただきました。パンもフライもタルタルソースも、どれをとっても絶品です。

【キリバコ】
高崎経済大学 石井ゼミの皆様によるオープンシ・ティプロジェクト。オープン・シティというと戦争における降伏のような意味もありますが、最近ではまちづくり手法を表す用語としても使われています。ここでのオープンは開放であり、この日は本町1、2丁目の重要伝統的建造物群保存地区のなかで普段なかなか入ることのできない建物を開放し、大学生の皆さんが歴史や特徴などを事細かに解説してくれました。服部ジャガード工芸さんなど、初めて寄らせていただいた建物もあり、新しい魅力に触れることができ、とても良い取り組みだと思います。案内してくれた学生は皆さん勉強していてその知識に感心。重伝建地区の観光について取り組んでいるとのことですので、今後も若い発想で桐生の活性化に一役買っていただけたら嬉しいです。

【KIRYU textile month 2019/伝統と革新 桐生の企業いいもの展~SHIKISAI~】
有鄰館では複数のイベントが開催中。KIRYU textile month 2019では様々なワークショップのブースの他に、繊維産地についてなどのパネルトークも展開されていました。伝統と革新 桐生の企業いいもの展~SHIKISAI~では、織物のまち桐生を代表する各企業の製品の他、桐生第一高校ファッションコース科の生徒による作品も展示され、どちらのイベントもファッションウィークに相応しい、象徴的な空間が出来上がっていました。

【仮装DEおいでよ桐生ハロウィン】
こちらは私も開催に携わっている、中心3商店街共催のイベントです。開催は24回目となり、ここ数年のハロウィンブームよりずっと前から続いている恒例イベントです。子ども達がジョイタウン広場で受付をすると、商店街のお店でお菓子が貰えます。また、パフォーマンスコンテストやワークショップなども同時開催となり、かわいい仮装をした子ども達の笑顔で賑わう商店街を見るのが毎年の楽しみです。今年も400人近い子ども達にご参加いただきました。

桐生ファッションウィークは始まったばかり。11月4日まで毎日様々なイベントが用意されています。ぜひこの期間に桐生の街まで足を運んでみてください。詳しくは下記のファッションウィークHPをご参照ください。

桐生ファッションウィークHP: http://kiryufashionweek.jp/