市議会にて認知症サポーター講座開催

本日は「桐生市議会 認知症サポーター養成講座」が開催され、参加させていただきました。この講座は議会改革調査特別委員会の発案によるもの。専門的知見導入の一貫として桐生市の「生き生き市役所出前講座」の制度を活用する形で議会に講師をお招きし、開催されました。講師は特別擁護老人ホーム菱風園の副園長 松井泰俊 先生です。

国は2025年を目処に、認知症や要介護状態になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしをしていける「地域包括ケアシステム」の構築を目指しています。地域包括ケアシステムは認知症や精神障がいなどの後天的な障がい者にも充分対応できるシステムと言えますが、認知症や精神障がいへの社会での偏見が根強いのも事実であり、地域で見守るためには正しい知識を広げていくことが必要です。そこで「認知症の症状」や「支援」に関する専門的な知識を得る機会を増やすことを目的に認知症サポーター養成講座が全国各地で開催されています。

私自身、既に認知症サポーター養成講座を受講していますが、議員としての立場としての立場で考えるなら、公的制度がどのようになっているのかしっかり認識し、地域で必要な方に伝えていくことも認知症をサポートする活動の一つになっていくのだと思います。市民としてできること、議員として取り組むべきことをしっかり意識しながら認知症と向き合っていきたいと思います。

出前講座にご協力いただきました松井先生、桐生市役所の皆様に心より感謝申し上げます。