街が動き出す気配

本日午後は本町六丁目の旧薬局の空き店舗にてDIYワークショップが行われました。かんのんまちづくりの会主催のこの事業は、みんなでDIYを体験して技術を習得しながら「場」を再生していく取り組みで、本日は東京から参加した女性も含め、5名ほどで作業が進められました。DIYを実践で学び、体験の場として空き店舗のシャッターを開けることで、今後のこの建物の活用方法イメージが湧いていく。空き店舗再生に一石を投じる活動になると期待しています。

続いて寄らせていただいたのは公民連携に風穴を開けるKIRYU UNITEDの交流会。川村代表のプレゼンテーションから、今後への強い意気込みを感じました。今回集まったメンバーを見ても民間・行政の枠を飛び越え、議員のみならず荒木市長まで、幅広い皆様が参加されていました。市長自らが市民の中に飛び込んでいく積極的な姿勢に、街が動き出していくという期待感をひしひしと感じます。7月には県道の歩道空間を活かしたプロジェクトも始動するとのこと。私も自分の立場で最大限お手伝いをさせていただきたいと思います。

その後は、異業種のビジネスマッチングを目的としたハチドリの会へ。私はこれまでこの会の繋がりに様々な場面で助けられてきました。今回は統一地方選後初の開催ということもあり、桐生市・みどり市選出の県議・市議、計5名で講和のお時間をいただき、短い時間ではありますが地域に対する思いや将来像をお話させていただきました。まちづくりは人の繋がりから。今回の繋がりもこれからの活動に必ず活きてくるものと思います。貴重な機会を頂きありがとうございました。

本日最後は、鉾座で行われた桐生祇園祭 世話方 団結式へ。いよいよ開催まで2か月を切った桐生祇園祭は桐生の街の想いが詰まった一大行事です。桐生が祭りに向けて動き出す。心地よい気持ちの高揚感を感じる季節となりました。主催いただきました本年の天王町である本町四丁目世話方の皆様、素晴らしい場の設営をいただきありがとうございました。

桐生を動かす原動力は人の力。それぞれの歯車が動き出して着実に街が変わっていく。そんな期待を抱いた一日となりました。