「素通り禁止のまち」と「めぶくまち」

金曜日の午前中に両毛六市議員懇談会の総会に出席してきました。総会後の講演では足利市の和泉市長より「足利市のまちづくり」についてお伺いしました。新聞記者出身の和泉市長は「素通り禁止」をキャッチフレーズに、映画撮影の誘致や刀剣を活かした活性化など次々に新しい切り口を見つけ出し、足利の街を活気づけています。

夜は関東若手市議会議員の会 群馬ブロックの総会に出席するため前橋市の中心街へ。前橋市では山本市長を中心に「めぶくまち」をテーマにした市民や民間事業者を巻き込んだまちづくりの取り組みが活発に行われています。帰りに通りかがった馬場川通りには新しいお店の明かりが灯り賑わいを感じました。

どちらの市も、市長がアイデアマンというだけでなく、今あるものをより楽しく、より魅力的に発信していこうという姿勢が共通しているように感じます。隣の街がやっている政策を真似するだけでなく、我が街の良いところを徹底的に掘り下げていけば、隣の街も一朝一夕には真似できません。

我が桐生市には掘り下げていけるコンテンツが山ほどあります。それをどうやって切り取り、どうやって盛り上げ、どうやって発信していくか。その姿勢、そのやる気の差が結果に繋がっていくのだと思います。桐生市に足りないものを、両隣の街から学んだ一日となりました。