個性豊かな地域で活躍する個性豊かな人材。地域おこし協力隊活動報告会

1月17日(金)は「桐生市地域おこし協力隊活動報告会」に参加させていただきました。

地域おこし協力隊は、都市部から地方への移住・定住を促す仕組みとして総務省が予算措置を行い、各市町村が受け入れを行っている制度です。取り組む内容は地場産品の開発・販売・PRや、農林業への従事、住民支援など多種多様。桐生市では旧桐生市及び新里町、黒保根町の3つの地域で各2名ずつ、計6名の隊員が活躍しています。今回はその6名の隊員と、昨年に3年の任期を終えて新里町に定住した小野さんも合わせた7名が発表を行いました。

桐生市の地域おこし協力隊の特徴は旧桐生地の歴史文化の高い中心市街地と新里町の農村地域、そして黒保根町の中山間地域と3つの個性豊かな地域での隊員が活躍していることです。そして、その個性豊かな地域で、個性豊かな隊員が各自のミッションを持って活動しています。

今回の報告会を聞いて感じたのは、本当に桐生市は隊員に恵まれているなということです。各隊員が、それぞれの想い、それぞれの芯を持って主体的に活動をしてくれています。

人生をかけて桐生市に移住してきてくれた地域おこし協力隊の皆さん。受け入れたからには隊員が挑戦したいことに寄り添って、最大限それを実現してあげあげられるような支援体制づくりが必要です。それらと並行して、任期満了の3年後の定住に向けた生活基盤づくりも行っていくことが受け入れ自治体としての責任となります。当然それらを国の制度という制約の中で行っていくことは簡単なことではありませんが、桐生市としても隊員の皆さんの情熱に最大限応えていけるよう、支援の充実に努めていきたいと思います。