実りある岐阜研修(1日目)

本日は全国若手市議会議員の会の研修で岐阜市に来ています。駅前には黄金の信長公が鎮座していました。岐阜市でも中心市街地の空洞化が問題となっているそうですが、駅周辺は再開発が進み、40万人規模以上の賑わいを感じます。

1つ目視察先は岐阜市立徹明さくら小学校。この小学校は教育に力を入れる岐阜市の中でも、象徴的な学校として5年先を見据えた教育が行われています。各教室にはデジタル黒板が設置され、教科書もデジタルのものを使用。また、英語やプログラミングにおいては、特区指定を受けて区別なカリキュラムでの授業が行われていました。岐阜市は大企業がなく、教育で人を集めたいという市長の想いを形にして、2020年度から必修科目となるプログラミングにおいてはSoftbankと連携したペッパー君に指令を送る実習が行われていました。桐生市も群馬大学理工学部と連携した未来創生塾などの取り組みがありますが、通常の学校の授業に特別な内容を盛り込み、最新の授業を行う岐阜市の取り組みには、教育で人口を増やすという強い志を感じます。

2つ目の視察先は「みんなの森 ぎふメディアコスモス(中央図書館)」です。2015年に開館したこの図書館の最大の特徴は壁がないこと。そして、自由なスタイルで本を楽しむことができるということです。時には話し声が聞こえたり、司書さんによる企画コーナーがあったり、くつろげるスペースがあったりと、とにかく自由なスタイルが新鮮でした。館長は民間からの公募で、改革の過程では多くの抵抗もあったそうですが、今はすべての職員がいきいきと仕事をして、主体性をもって企画制作などを行っているとのことです。桐生市の中央図書館も老朽化の問題やスペースの問題を抱えていますが、どんな施設(ハコ)だとしても、アイデア次第で色々な活かし方ができると感じることができました。

明日は夕方から地元日程が入っているため、午前中の役員会に出席したのちに群馬に戻る予定です。つかの間ですが、岐阜の街並みを散策して帰りたいと思います。