参加者1,108名。“子ども達だけのまち”ミニきりゅう2024

11月9日、10日の土日で「ミニきりゅう2024」が開催されました。「ミニきりゅう」は桐生市・みどり市在住の小学生を対象としたイベントで、子どもたちがつくる、子どもたちだけの、子どもたちのための仮想のまちです。

参加する子どもたちはたくさんの職業の中から好きな仕事を選んで体験でき、仕事をするとミニル(専用通貨)で給料が支払われ、納税をして残ったミニルではまちの中で使うことができます。今回は約1,500名の参加希望があり、抽選により参加日の調整を行った結果、2日間で1,108名が参加する過去最大規模での開催となりました。毎年、小学校へのチラシ配布のみでの告知ですが、前年度からのリピーターや口コミにより評判が大きく広がっているようです。

「ミニきりゅう」はこの2日間がすべてではなく、半年前からの「こども会議」の中で市長選挙を行い、ルールや仕組みを決めて当日までの準備も子ども達中心に行われます。大人は最小限のお手伝いに留め、子ども達主体に自分たちの理想のまちを作り上げることができるのが大きな特徴であり、魅力の一つです。

私は桐生青年会議所メンバーとして最終日のお手伝いに参加。それぞれのブースで一生懸命にお仕事をする子や稼いだミニルを有効に使いながらまちでのお買い物や食事を楽しむ子など、とっても活気があり、そして参加する子ども達みんなが少したくましく感じた次第です。

「ミニきりゅう」での経験は必ず子ども達の成長や思い出に繋がり、「ミニきりゅう」があることが桐生市・みどり市で子育てをする上での大きな魅力の一つになってくれたらと願っています。