内容を知らせない訓練で課題抽出を。ブラインド型災害対応合同訓練
本日は桐生市消防本部を会場に市役所、消防本部及び消防団の合同による、大地震の災害を想定したブラインド型災害対応合同訓練が開催され、その様子を見学させていただきました。
訓練の中では震度6強の地震が発生した想定で、災害対策本部が立ち上がり、次々と入ってくる被害情報等を基に各部署が図上訓練を実施。災害時における各機関の初動体制や災害対策本部との連携等を確認しました。
訓練想定は様々で、鉄道の脱線や道路の寸断、火災などから土石流の発生や貯水地の決壊などの大規模な被害、更には動物園からの動物の脱走など多岐にわたり、参加者の皆様は約1時間の訓練中慌ただしく記録を取り、連絡調整や対応の協議などに終われている様子でした。内容を参加者に事前に知らせないブラインド型の訓練としては3回目の実施となりますが、こういった訓練は上手く行くことを目指すのではなく、課題を抽出することがなにより大切になってきます。
講評の中では今回の訓練には参加していない市議会の対応についても言及がありました。桐生市議会では平成29年に議会災害対応指針を策定しています。この指針に沿ってどのように行動ができるのか、私達も市の一員として災害時を想定した訓練の必要性を感じた次第です。
参加されました皆様、たいへんお疲れ様でした。