若手議員のネットワークが拡大中。関東若手議員の会 公式研修その➁

5月22日(月)は「関東若手議員の会 公式研修in神奈川」へ。会場は小田原市の神奈川県温泉地学研究所、研修テーマは「地震災害と火山災害について」です。

「温泉地学研究所」というのはあまり聞きなれませんが、神奈川県内の温泉などに掲示してある泉質の調査も実施しており、それらのデータを分析・蓄積して、マグマ活動と温泉の泉質を結び付けた分析を行っているそうです。

2015年6月には箱根火山の観測史上初めて大涌谷でごく小規模な噴火が発生、群馬県では2018年1月に草津白根山で噴火が発生し、ともに長期にわたり観光業に大きな打撃となりました。温泉に恵まれた群馬県も火山との共存が求められます。箱根の観測監視は非常に充実している一方で、維持運営には多くの費用がかかることがネックになるとのことでした。群馬県としてはどのような体制で火山活動の監視をしているのか、宿題として調べてみたいと思います。ちなみに、私たちに身近な赤城山も1251年に噴火した記録が残る休火山であり、浅間山が噴火すれば降灰の影響も考えられるなど、桐生市民にとっても火山活動は無関係ではありません。

地震については、日本は世界で起きている被害地震の2割が発生していると言われるほどの地震大国という話題からスタート。群馬県は地震が少ないとも言われていますが、津波以外の全ての災害は身近に起きうると想定した日頃の備え、そして行政機関による継続した調査・監視活動が重要だと感じました。

最後に、有意義な研修をご設営いただきました神奈川エリアの皆様に心より感謝申し上げます。