シティブランディングの要は住民の参画から

本日は美喜仁桐生文化会館で行われた「桐生市シティブランディングセミナー」に参加させていただきました。
第一部では「ブランディング・シビックプライド・シティプロモーションの関係と事例」と題して東京都市大学 北見幸一准教授と、インタビュアーの横田奈穂さん(株式会社キャリコ)による対談が行われ、ブランドとは何かという話題からスタート。まずは都市に住んでいる人が自分の街に誇りや愛着を持っていなければ、外に魅力を発信することができない、つまり住民の参画がシティブランディングの要になるというお話をされていたのが印象的でした。


シティプロモーションにおける参考事例として、具体的に埼玉県北本市、香川県多度津町、和歌山県田辺市の事例などもお示しいただきながらわかりやすく対談が進展。「継続的な賑わい」を生んでいくことや「関わる人々の幸せに繋がる取り組み」などの特徴をとらえながら、桐生市に活用できる視点を探る上で大切なヒントを得る貴重な機会となりました。
特に田辺市の事例などは桐生イノベーションアカデミーで取り組んできた内容と重なり、この方向性をしっかり継続していくことの大切さを改めて感じるとともに、今後に向けた決意を新たにした次第です。様々なチャレンジを通じて桐生から新しい地方都市像を発信していけたらと思います。