商店街の未来を語る。まちづくりミーティング

昨日は保健福祉課会館で開催されたまちづくりミーティングへ。この企画は市内の各団体の方々と特定のテーマに沿って意見交換をするもので、荒木市長と市民の皆様が直接対話する機会となっています。今回の開催テーマは「地元・桐生での消費喚起策の推進」として、桐生商店連盟のメンバー9名が参加。昨年実施された「100円商店街in桐生」の話題を起点に、今後の商店街のあり方についての熱い議論が交わされました。
「各お店がプロフェッショナルになって商品の魅力を伝える力を持っていくことが重要ではないか」「電子地域通貨『桐ペイ』を活用したイベントを継続してはどうか」といった意見の他、今川理事長かららは「ワンコイン商店街として100円と500円の2つの価格帯でのイベントとしてはどうか」「まちゼミの実施を検討しては」といった具体的な提案も。次年度に向けて新しい企画が立ち上がっていきそうです。

桐生市の中心街には4つの商店街振興組合のほか、解散した振興組合や商店街に準じた組織を含めると8つの商店街があります。全長3~4kmある縦横に長い構造が桐生の商店街の特徴であり、面的なまちづくりの弊害とも言えるかも知れません。コロナ禍になってからは桐生に移住して商店街にお店を構える若者も増えつつあるのも一つの事実。街の商業機能として必要とされる商店街であり続けるために、継続的な努力が必要です。