おかえり『はるな』桐生市消防隊秋季点検・水防訓練
本日は渡良瀬川右岸の錦桜橋付近「さくら遊園」にて開催された桐生市消防隊秋季点検・水防訓練に消防団員として参加してきました。
毎年、台風シーンを前にしたこの時期に行われてきた恒例行事ですが、コロナ禍による中止が続き、3年ぶりの開催です。今回は一部プログラムを短縮しての開催でしたが、桐生市消防隊(桐生市消防本部、消防団、市役所など)300名以上が参加して、久しぶりの緊張感の中、せき板工法や土のう積み工法による水防工法をはじめ、機械器具点検や放水訓練などを実施しました。
そして、2018年8月10日に発生した墜落事故により損失した群馬県の防災ヘリコプター『はるな』ですが、昨年4月から新しい『はるな』が配備され、今回が桐生市での春季点検では4年ぶりにその雄姿が帰ってきたことになります。救助訓練を行ったあと再び飛び立っていく『はるな』を会場にいた皆さんが手を振って見送る光景には胸が熱くなりました。4年前の事故でお亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、二度と悲しい事故が起こらないこと、そして新しい『はるな』が多くの命を救ってくれることを心から願っております。
日差しも差し込む中での3時間弱の訓練。熱いかな参加された皆様たいへんお疲れさまでした。これから迎える台風シーズンに向けて、本日の経験を活かしながらそれぞれの立場で日々の活動に取り組んでいきたいと思います。