防災研修に参加。~リバティりょうもうは動くワークスペース~

4月22日、23日の2日間、防災士研修センター・令和防災研究所主催「自治体議員防災研修」に参加させていただきました。明治大学公共政策大学院教授で元東京都副知事の青山佾 先生をはじめとする4名の講師の皆様より、災害と議会についてや行政、都市計画、避難所運営など、多岐にわたる視点から防災について学ぶことができ、地域防災の現状と課題について改めて考える良い機会をいただいたように思います。


さて、今回の研修の会場は東京の九段下で、現地参加とリモートのハイブリッド開催であり、今回私は現地参加の予定でしたが、所要により22日が会場に間に合わない状況に。そこで、22日は東京に向かいながらのリモート受講となったわけですが、Wi-Fiと電源完備の東武の新型特急 リバティりょうもうのおかげで、受講しながら快適に移動することができました。特急車内をワークスペースと考えると、約2時間の乗車時間も就業時間に含めた働き方なども提案できるのではないでしょうか。普段は桐生でテレワークしながら時々上京といった働き方であれば、桐生も充分東京通勤圏と言えそうです。


ちなみに、今回の研修会場となった九段サウスサイドスクエア(防災士研修センター 九段下研修ルーム)の向かい側には、私好みの腰巻ビルが工事中でした。東日本大震災で被災して閉館となった登録有形文化財建造物である旧九段会館を一部保存しながら建て替える「九段会館テラス」というプロジェクトです。東京の風景はスクラップアンドビルドで日々変わってしまいますが、その場所の記憶への敬意を払いながら新しい役割を与えていくという考え方を大切にしていってほしいなと感じるところです。「九段会館テラス」の竣工予定は7月。完成したらぜひ立ち寄ってみたいと思います。