明日は節分。豆は6つになってから

明日の節分では豆まきをする園やご家庭が多いかと思います。そこでぜひ知っておいていただきたいのは「乾いた豆」の危険性です。5歳以下の子どもに豆を与えると誤嚥による事故が起こる可能性があります。
私も参加させていただいている子どもの事故予防地方議員連盟では、令和2年2⽉に島根県の保育園で発生した⾖まきにおける誤嚥事故(4歳児死亡)の発生を受け、幼稚園・保育園などを対象としたアンケートを実施するなど、調査を進めてきました。
これまで、業界団体に注意書きの記載をお願いしたり、国に対しても危険性の周知徹底などについて要望活動を実施。国からの注意喚起などにより、特定教育保育施設では対策が進んできているものの、各ご家庭における配慮も必要です。5歳以下の子どもには「乾いた豆」を食べさせないのはもちろんのこと、豆まきに「乾いた豆」を使用すると口にしてしまう恐れがあることも考慮し、丸めた新聞紙などの代用品を使った豆まきを行っていただきたいと思います。日本の大切な伝統行事で悲しい事故を起こさないためにも、大人が気付き予防できる行動を心がけることで、事故を絶対発生させないようご協力をお願い申し上げます。
画像はNPO法人Safe Kids Japan様が配布している「豆は6つになってから」豆のマークです。下記リンクでは「乾いた豆」はなぜ子どもの喉に詰まりやすいのか、わかりやすく動画で解説しています。
https://safekidsjapan.org/project/safekidsnews-nuts/… (NPO法人Safe Kids Japan「Safe Kids ニュース」)
節分豆事故の対策・民間学童の事故対策の要望を各省庁へ提出
https://kodomo-jikoyobo.sub.jp/(子どもの事故予防地方議員連盟HP)
【子どもの事故予防地方議員連盟について】
予防できる重⼤事故から⼦どもたちを守ることを⽬的に、全国の地⽅議員が党派を超えて集い、活動する団体です。現在、約70名の地方議員で研修会や調査活動などを行っています。